倒錯的アマトリア君ニ今、敢エテ問オウ・・・

日常話と腐属性戯言で織り成す軌跡

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緋月－ひづき－

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現在、黒の皇子と白の騎士が駆け抜けた反逆の物語に大絶賛ハマリ中＾＾

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君ニ今、敢エテ問オウ・・・

2008/03/27 [Thu]

タイトルからわかる通り、サンホラの「聖戦のイベリア」を買ってしまいました。今回のCDは英語を使用しているのですが、語りがすごくカッコいい！何を言っているのかさっぱりなんですけど（爆）雰囲気が素敵。鳥肌立ちまくりです。
ここだけの話。1曲目の『争いの系譜』で、「神は土塊から～」とか「蛇の甘言～」、「神への供物」に「兄弟殺し」とあったから、最初今回のCDはアダムとイブ、カインとアベルなど、旧約聖書を基にしたものだと思ってました（笑）。
物語は、スペインのレコンキスタを主軸として、タイトルの通り「聖戦」がテーマなんですけど、クロセカの「聖戦」と違って、視点が「聖戦を起こす者」ではなく、「聖戦に巻き込まれた者」というところがポイント。『争いの系譜』で「誰を憎めばいい」という歌詞が、『石畳の緋き悪魔』を通し、憎むべきものについて問われたことによって、『侵略する者される者』で「何を憎めばいい」に変化しているところが、奥深いなぁと思いました。『争いの系譜』で「傾かざる天秤」と表現したのも、父を殺した側を憎めばいいのか、母を殺した側を憎めばいいのか、わからなかったからなんですよね。
しかし『石畳の緋き悪魔』は本当に大好き。曲調も、歌詞も、すべて。「君ガ愛スモノ全テ、其ノ腕ヲスリ抜ケル」というところが切なくて仕方がありません。あと、<<美しき夜の娘>>が「名前ヲ呼ンデクレル迄」、「名前サエ忘レテイタ」悪魔。その悪魔が彼女に「君ヲ害スモノ全テ、此ノ腕で退ケヨウ」と言うところがカッコいいですね。ぶっちゃけ、この二人の関係が好きなんです（笑）。
つかやっぱサンホラの考察は頭が割れる・・・orz。

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